2010・7・7 更新
筆者 アール・リベ人形学院主宰 井元ヒロコ
2011年公募展の方式             No.142   
■ 抱き人形
■ 関節球体人形&オブジェ
■ ポーズ人形
3ブースに分割する。
各2〜3点の入賞者。
入賞者数は応募者数の3%
とする。
3ブースすべてに出展可。
独自の技法紹介の希望あるときは別途ブースを設ける。
〜などが現段階の決定事項。

搬入や展示法、審査基準など決めなければならない細目に加え、同時進行でポスター用の人形も完成させなければならない。張り子新技法は実験的な授業をスタートさせたことで、想像以上に速く完成度を高めたが、それでも極端に時間がない。少々慌て気味である。
先日も上の私の人形の写真を見て「このような顔を造ってみたい」と男性見学者。
他に20代の女性は関節球体人形を希望すると言う。
男性に「どんな年齢のどんな人形を希望?」と聞くと
「27才の毒が出かけた女」だと言う。その具体的な言い方が気に入った♪ 
「満月よりも三日月の方が、逆に月は球体であるのを感じる」とも言う。
そう! 欠けるをもって満ちるを表現する、は究極の表現法。私のお気に入りの表現である。

人形は行き着くところ技術ではない。何をどう感じるか?
の感覚の有無である。
いい人形を造る人かも。
「初めは遊び。他の生徒に10割で臨むなら、僕には3割で
お願い」と言う。「私に遊びは無い! 例え遊びでも子供が無我夢中で遊んだように真剣勝負で遊ぶの♪」と答えておいた。
私の脅しに屈すや否や♪ 苦笑

無我夢中で造る。


写真は私の5年前の人形。
この人形が
「毒の出かけた女」と男性には映るらしい。女性は
「違うわよ、これは自分に挑んでいる顔よ!」
私はにんまりした。
はてさてあなたは
どう感じるでしょう?